道東釣り奇譚 〜かつての釣りの話〜
二年前からローカル紙である釧路新聞に拙文を投稿している。釣り日和というコーナー。私は今長いこと釣りから遠ざかっている。なので現在の事は書けない。書く事は昔のでき事や友達のこと。それでもいいからかいてほしいということで続けている。
たまたまEvernoteに昔の記事が残っていた。霊能力者との釣りの思い出や屈斜路湖で巨大なイトウ目撃が頻発した年の話など。北海道開拓から150年。表面的にはもう手付かずの自然など無いように思える。しかし人知の及ばないあの世のような空間が日常と隣り合わせであるのは怖れよりもロマンを掻き立てる。屈斜路湖の湖底にかつては大きなイトウがいたに違いない。彼らが忽然と姿を消したのは動力船の影響ではないかと個人的に思っている。イトウは用心深い魚でストレスを感じると繁殖しなくなるらしい。バブル期全盛の頃に大きな魚の目撃例があってモータボートやジェットスキーが増えてイトウ目撃例が減ったようにも思えるが個人的な感想で根拠はない。
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